アール・デコ展

 天保山の美術館で見てきました☆アール・デコは、第一次世界大戦後の大量消費社会やグローバル化の中で生まれたデザイン様式です。機能性や合理性を「美」にデザインしていると言われます。幾何学模様やシンプルな描写なのが特徴です。ヨーロッパから世界中に広がっていくわけですが、それができるまでには逆に世界中の美術から影響をうけたそうです。日本では大正時代くらいに「モダン」と言われたものがこれにあたるわけです。
 
 前半は今言った成立までに影響を受けた世界の美術。エジプト、アフリカ、中米、中国、そして日本までもそのなかには含まれていました。ちなみに日本は漆が大きく貢献したそうで。このあたりの展示は、前フリみたいな感じでした。

 後半に入ると一気にデコワールドです。建築デザイン・日用品・家具・広告ポスターなど目を見張るものがありました。モダンという言葉がぴったりです。シンプルだけど人の目を惹きつける品々。こんなんに囲まれて暮らしたいなー。広告ポスターが一番お気に入りです。日本国有鉄道や東京地下鉄開通のポスターなど日本史でおなじみのデザインが目に掛けられるわけです。これぞモダン。

 デザインていうんは日常生活で常に触れているもんなんで、美術品とかよりも親近感が沸きます。周りにありすぎてあまり意識はしないけど、これを見に行ってデザインは「日常の芸術」だと思いました。よく買い物をするときでも、「これはちょっと高いけどデザインがいいから…」って買うときありませんか。お気に入りのブランドは何が自分のお気に入りにしたのでしょうか。そのデザインと答える場合が多いでしょう。デザインは、それひとつでモノを買ったり買わなかったり自分たちの生活の基準になり、生活を形作っているものです。単に良いデザイン・悪いデザインと二分できず、1人1人によって感じるものは違う。たくさんの人が「いいなあ」と思ったとき「流行」が生まれるのかもしれません。そして、アール・デコは1920年代に世界中の人々の心をくすぐったわけです。

 デザインのおもしろさに囲まれてきた日でした。
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by walkie-talkie | 2005-10-29 21:49 | see / sehen  

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